漂書

ぼちぼちと、ゆるゆると

新潟~北陸旅行記 最終日

楽しかった旅行も最終日です。

称名滝を観てから立山を出て、越後湯沢経由で帰ります。

 

これまでの記事はこちらから。

 

ikedas.hatenablog.com

 

 

ikedas.hatenablog.com

 

 

ikedas.hatenablog.com

 

 起床後、朝風呂に入ってから朝食です。

これぞ旅館の朝ご飯、というラインナップで美味しいです。

 

出発の準備を終わらせ、駅まで送っていただきます。

天気は荒れ模様。昼過ぎには晴れるとの予報です。

 

道中、今日はかなり荒れていて、

山の上の方は猛吹雪だと女将さんが教えてくれました。

 

予定したときは、アルペンルートも心惹かれたのですが、

連休中のアルペンルートとか地獄でしかないと思ったので回避したのでした。

もし行く予定にしてたら最悪でした。

 

立山駅は、上の方が止まっている関係で、ちょっと混乱状況でした。

朝7時過ぎなのに、なかなかの人出。

 

そんな状況を尻目に、称名滝行きのバスに乗り込みます。

こちらは3割程度の乗車率でガラガラです。

 

山道を走り、30分ほどで到着です。

車窓の眺めも雄大でした。

 

すでに遠くの方に滝が見えます。

この辺りはまだ雪が残っていて、気温も一段下がった感じでした。

春の格好しかしてなかったのでちょっと不安でしたが、意外と大丈夫でした。

 

綺麗に舗装された遊歩道を登り、称名滝を目指します。

切り立った崖が見事です。

 

そして滝見台の下まで到着。

滝見台は、まだ残雪が多いため立ち入り禁止です。

橋の上からの滝見となります。

あいにくの雨でガスも出ていましたが、圧巻の長めでした。

左側にあるのが称名滝です。

そして右側にあるのは、幻の滝とも言われるハンノキ滝です。

落差は日本一らしいのですが、雪解けのこの時期にしか観られない滝です。

(豪雨の際にも出現するらしいです)

 

帰りのバスまで時間もあるので、じっと鑑賞してきました。

滝というのは、目の前にすると本当に圧倒的で、いくら見ていても飽きません。

朝一番のバスで来た甲斐があり、観光客もそう多くなく、心行くまで鑑賞できました。

 

下にあるのは残雪です。下に滝壺があります。

暗くて見えないですね……。

 

そろそろ時間なので、来た道を引き返します。

バスの待合室には、2階にちょっとした展示コーナーもあります。

さらに上流には、いろんな滝が存在しているそうです。

見てみたいですが、ちょっと素人では厳しいのでしょうね。

 

駅までバスで戻り、地鉄富山駅に向かいます。

途中、駅メモの路線埋めを兼ねて、岩峅寺駅不二越線へ乗り換え、

さらに南富山駅から路面鉄道に乗り換えます。

 

富山駅に着いたところで昼食です。

いつも北陸に来たときは、高山にあるスープカレーマルナに行くのですが、

この日は時間が取れなさそうなので、泣く泣く諦めました。

 

代わりに、しばらく食べることが出来ていなかった8番らーめんに向かいます。

www.hachiban.jp

本当に久しぶりに食べました。

やっぱりこのらーめん、好きですねー。

 

完食後、ちょっと時間が余ったので、

富山ライトレール岩瀬浜に向かいます。

 

実は、途中調べたとき、富山県立美術館でデザイン「あ」展をやっていることを知り、

これを観に行こうと思って乗ったのでした。

実は、富山駅から歩いて行くところだと知ったのは、岩瀬浜に着いてからでした(笑)

 

というわけで岩瀬浜に着いたものの、特にやることも無く。。。

ぶらぶらと歩いていたら、岩瀬カナル会館という場所を見付け、入ってみることに。

 

ちょっとした物産展になっており、地元のお土産品などが置いてありました。

ケロリンのグッズとか、置き薬グッズとか。

ちょっと欲しかったんですが、荷物になるので諦めました。

公共交通での旅行だと、この辺がつらいところです。

 

会館の近くに富岩水上ラインの乗り場があり、

富山駅近くの環水公園まで遊覧船が出ているようです。

途中、中島閘門を乗ったままで移動できるらしく、かなり心惹かれました。

ただ、次の便まで1時間待ちで、移動も1時間くらいかかるらしく、

ちょっと時間的に無理だなあ、と諦めました。

もう少し、事前にいろいろ下調べしてから来るべきでした。

 

ライトレールで富山駅に戻り、あいの風とやま鉄道に乗り換えです。

いつの間にか北陸でも交通系ICカードが使えるようになっていたので、

あまり気にしないで乗り替えました。

 

ところが、そのまま直江津までは乗ることが出来ず、

直江津で面倒くさい精算を仕手もらわないといけないことが判明。

途中の泊駅なら大丈夫らしいので、そこまで行くことにしました。

どちらにしろ、泊駅で乗り換えになるようですし。

 

そして泊駅へ到着。

えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインへと乗り換えになるのですが、

こういう時に限って乗り換え時間が短く、

また、乗り換える電車が1両編成のワンマンでした。

 

みんなが席の奪い合いで殺気立っていたので、

これはちょっと無理と思って、精算だけ終わらせて一本乗り過ごすことにしました。

 

ところが、いざ次の電車を見ると、なんと1時間半待ち。

あちゃーと思いつつもどうしようも無いので、その辺を散策してみました。

ところが泊の駅前、なんもない(笑)

 

結局、駅の待合室でぼんやりしてました。

泊駅の待合室には、なんだかお洒落な洋菓子コーナーがあったりしました。

 

そうこうしているうちに次の電車の時間となりました。

窓口で切符を買います。

一気に越後湯沢まで買えないかを聞いてみましたが、

やっぱり直江津までしか買えないとのこと。

この辺、やっぱり意味分かんないですよね。

どこが悪いのか……。

駅員のお姉さんはとても申し訳なさそうでしたが、お姉さんは悪くないと思います。

 

先ほど見送ったのと同じ、1両編成のワンマン電車に乗って、出発です。

次の越中宮崎駅の方が、いろいろと見どころがありそうでした。

どうせならここで乗り換えになれば良かったのに、と思いながらも電車は進みます。

 

この先は、難所と名高い親不知子不知です。

クルマだと、海の上に張り出した橋の上を走るところですが、

電車だと、あまり面白くない車窓でした。

ただ、途中の筒石駅は、トンネルの中に駅がある、珍しいところでした。

ちょっと降りてみたかった。

 

直江津に到着し、信越本線~北陸急行ほくほく線上越線に乗り換えです。

この路線は、スノーラビットという「超快速」が走っていたりします。

ちょっと乗ってみたかったんですが、本数めっちゃ少ない。

また、ほくほく線内の美佐島駅もトンネルの中に駅があります。

 

越後湯沢に到着したときには、すでに日が落ちていました。

駅構内も、すでに店仕舞いを始めている模様。

ぽんしゅ館を楽しみにしていたので、これは大誤算でした。

www.ponshukan.com

 

まずは夕食と思い駅から出ましたが、すでに街も眠りにつき始めており、

開いているお店がめっちゃ少ないです。

駅前にあった菊新さんが開いていたので、こちらで豚の生姜焼き定食をいただきます。

e-kikushin.com

そして、予め調べておいた、江神温泉浴場で、この旅最後の温泉です。

地元の方に愛されている場所、という感じが伝わってくる、良い温泉でした。

 

お風呂から出て駅まで戻ってみたところ、

キヨスクですら店仕舞いを始めており、なにも買えないという事態に。

ちょっとこれは誤算もいいところでした。

 

新幹線まではまだ時間あるのに、なにもすることが出来ない状況というのは、

ちょっとガッカリでした。

 

そうこうしてるうちに新幹線が来たので乗り込みます。

こちらもトクだ値が取れたのでグリーン車です。

 

しかし、ここでも予想が大きく外れ、自由席でもガラガラの模様。

それなら自由席にしておくべきだったか、と思いました。

 

上野駅にて帰りの電車に乗り換えます。

これまでとは打って変わって、大都会です。

もう時刻は23時を過ぎていましたが、駅も電車も大混雑。

やっぱり、東京というのは異常だな、と改めて感じました。

 

家に帰り着いたのは0時を過ぎた頃。

上野から自宅までの経路が、この旅でいちばん疲れました。

 

この日のアルバムは下記からどうぞ。

photos.app.goo.gl

 

 

ということで、3泊4日の旅も、無事に終わりました。

北陸はなかなかいい天気に恵まれないですが、本当に良いところです。

初日に行った弥彦村も、のどかで良いところでした。

 

今回の旅行で、参拝済みの諸国一の宮は52箇所となりました。

残りは49箇所で、ついに折り返し地点を越えました。

中四国と九州がほぼ手付かずなので、また時間を作って参拝したいと思います。 

 

おしまい。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。