漂書

ぼちぼちと、ゆるゆると

さらばツーカー

ついに止まっちゃったんですねー。寂しい。

初めて持った携帯電話は、THZ43 Chiaro~キアロ~でした。インプレスの記事も貼っておこう。

Two-tone colorのstylishさといい、flipに付けられている釦の機能性といい、本当に良い端末でした。

さらばツーカー・5人の元社員が語る15年の歩み�モバイル-最新ニュース:IT-PLUS

ツーカー携帯電話サービス終了:約15年の歴史に幕──ツーカーの最後を看取る (1/2) - ITmedia D モバイル

結局、何年だろ、7年くらい利用させてもらったのかな。

利用者の方を向いた、素敵なCarrierだったと思います。

少ないながらも魅力的かつ斬新な機種とか、料金体系とか。

利用していて、不満に思ったことは殆ど無かったように記憶してます。

もともと、携帯電話は嫌いなのです。

西之園萌絵の言葉を借りれば、「poorだから」。

明らかに、「本来の使い方」を逸脱していると感じてます。

携帯電話というのは、電話を「掛ける」為のものであって、「掛けられる」為のものでは無いと思う。

だから本来は、固定電話+携帯電話、という仕組みの方が絶対に優れてると思います。

だから、FMCと言うのが本来の形であるはずなのですよね。

携帯電話のときは、自動的に留守電に切り替えて、着信はmailで知らせる、みたいな。

あくまでも「送」側を優先とした、半二重通信であるべきだと思っています。

閑話休題

そんな風に学生の頃から思っていましたが、社会に出るとそうも言ってられなくなったわけです。

それで、渋々お店に行って、一発で気に入ったのが冒頭で書いたTHZ43でした。

料金的にも負担になりにくく、何よりも機種の魅力にやられていたので、即契約でした。

結局、2年半くらい使ってたんじゃないかな。確か。

着信音を16和音(懐かしい響き・・・)に変えたくて、TD11に機種変。

これも素敵な機種でした。音も綺麗だし、機能的な過不足は全く無かったし。

なにより、「アニメっちゃ」が良かったですねー。

いまでも、tu-kaの三菱端末が、歴代で最高だったと思っています。

機種の機能性や外観など、総合的なdesignが明らかにずば抜けてます。

使用時のもっさり感も無く、重量も軽くて、それでいて必要な機能はしっかりと備わっていて。

飽きの来ない落ち着いた外観も、質実剛健さを醸し出していて。

それでいて、ちょっとした遊び心は忘れずに残しつつ。

利用料金もよく練られていて、費用対効果は間違いなく高かった。

ぼくにとって、至高だったcarrierとmakerが、同時期にいなくなってしまったことになるのですね。

これからの携帯電話は、「ケータイ」という別物に変わっていくのでしょう。

いや、すでに変わりつつありますね。

かつてのゴールデンコンビに匹敵する「道具」に、いつか巡り会えると良いな。

取りあえず、tu-kaには感謝を。お疲れ様でした。ありがとう。。。