漂書

ぼちぼちと、ゆるゆると

曖昧沈考

あの頃のテキストサイト

なんとなく「テキストサイト」で検索したら、こちらの記事がヒットした。 omocoro.jp なつかしー、と思いながら読んでいて、ちょっと思うことがあったので書いてみる。

「老い」の読書

ちょっと長文で書きたい内容だったので、久しぶりにblogで。 とは言っても、年末に纏め記事を書いたから、そんなに久々でもないか。 切っ掛けは、さっき読んだ「本の雑誌 2月号 はんぺん雪踏み号」。 特集の「百歳までの新読書術!」を読んで、うーむと考え…

2011年を振り返って

JUGEMテーマ:2011年を振り返って 今年は、本当に激動の年だったと思う。 いまや言うに及ばない、東日本大震災の年。 個人的にも、いろいろと激動の年だった。 そんな2011年の記録として、すごい久しぶりにblogを投稿してみる。

ENF

本の雑誌を読んでいたら、「エンタメ・ノンフ」という言葉が目に留まった。 これはおそらく、「Entertainment・Nonfiction」の略だと思う。違ってたらすいません。 なるほど、これは面白い、と思った。

"Communication"の断絶について

喋る。 答える。 笑う。泣く。 叫ぶ。黙る。 人間というのは、実に多くの手段を持っている。 "Communication"とはなんだろう。 辞書を引いてみる。 なるほど。伝達し合うこと。

次に来るもの

人間は本能的に情報を求める生物なので、とにかくいろんな事を知りたがる。 いかにして効率よく情報を収集するか、というのは、人間の歴史そのものでもある。 そのために、多くの情報を集め、効率よく選別するためのsystemを組んできた。 情報は、その専門性…

数学は「発見」?それとも「発明」?

スラッシュドット・ジャパン | 数学は「発見」?それとも「発明」? 定義の問題とかは、取りあえず脇にどけといて。 お題にあえて乗ってみることが、愉しむ秘訣だと思います。 さて。 ぼくは、「発見」支持派です。 別にプラトン主義ってことも無いのですけ…

言葉の限界

分かんないですよ、実際のところは。 と、いきなり言い訳から入ってみる。 まあ、「曖昧沈考」ということで。

majorとminor

Memoがてら。 一般的に、下記のような順列になるかと思います。 1.majorのmajor 2.majorのminor 3.minorのmajor 4.minorのminor このうち、1と4はそう簡単に変わらないし、これからも変わることは無いでしょう。 問題は2と3。ここには、見えないけれど明…

じゃんけんの完璧さについて

改めて「じゃんけん」について考えてみると、その凄さに圧倒される。 気軽に勝負を決める手段、という立場に甘んじさせている場合じゃない。 これほどの完成度を誇り、優美で華麗な文化を、みんなもっと認めるべき。

ことばあそび

有ということは、つまりは無で、無だということは、つまり有ってことで。 有と無のあいだというか、有と無の違いというか。有は無で、無は有で。 無の揺らぎというか、有の消滅というか。その両方というか。 んー、ことばって邪悪だなあ、という。でもそうじ…

自己否定の文化

日本文化の根底にあるものって、自己否定なのかなぁ、とふと思った。 といっても、「自分が嫌い」という種類の自己否定ではない。 そうではなく、安定を嫌うという意味での自己否定。 自己批判、という言葉の方が、より相応しいのかも。

日本のIT産業が伸び悩んでる理由

日本のIT産業が、どーも伸び悩んでいる理由が分かった、ような気がする。 たぶん、日本において"IT"という言葉が出て来たとき、その殆どは通信を含んでない。 現在の日本における"IT"の大部分は、softwareを指し示してるんじゃないか。 それがstand-aloneだ…

ギリギリの価値観

つらつらと書いてみる。

"the Internet"の本質とは。

"the Internet"の本質とは何か。 これだけ広まっておいて今更過ぎる話ではありますけれど。 でも、母数が爆発的に多くなった現在、軸はふらついてきているような気がします。 "the Internet"は自由である。 うん。確かに。けれど、現実だって自由です。 たぶ…

「(笑)」について

「(笑)」がどんどん嫌な表現に使われております。 ここ数年、じわじわと悪くなっていたことには気付いてました。 けれど、昨年末くらいから、その速度が一気に増したような気がします。 「w」表現というのにどうしても馴染めないので、ちょっと困っているの…

WHY DEMOCRACY?

民主主義というのは、「穏やかな革命」なのだな、と。 検索してみたらこんなのがありますが、違います。 もっと直接的な、そして根本的な革命。 NHK 33か国共同制作 「民主主義」 たぶん根本的な部分から言えば、そもそも論から入らなきゃいけないのだと思う…

"professional"の文章

やっぱ、「売文家」の文章ってのは違うなと。 なんというか、ずしーんずしーんと響く。 元記事の主題からは大きく離れてしまいますが、まあいつものことと言うことで。 音楽における「物語性」はスコアに宿る。中田ヤスタカを考える(冬休み補修ヴァージョン…

他者に学ぶ---『ものづくり寄席』を聴いて - 材料で勝つ - Tech-On!

他者に学ぶ---『ものづくり寄席』を聴いて - 材料で勝つ - Tech-On! これはとても面白い記事だと思います。 「私の会社は○○をつくっていまして,○○にかけては世界一だと自負しております。自動車産業さんは確かに立派ですが,うちとはかなり状況が違うので…

「ウェブ時代をゆく」についての講演を読んで

まず始めに、梅田氏の著作は全く読んだことがありません。 読む気になれない、というのがその理由。 その前提で、梅田氏の講演について感じたこと。 読んだこと無いのに何言ってんだ、という批判は百も承知で。 なんで、氏の著作を読む気になれなかったか。 …

結局は距離、ということか

前回書いた内容について、考えていました。 そして、結論に達しました。 そっか、結局は距離感の問題なのだな、と。 なるほど、同じ場所に還ってくるのかぁ。 ネットがもたらしたものは、つまるところ、距離の短絡。 それは、物理的な距離に留まらないという…

ネットにおけるCommunication

nikkei BPnetのネットワークと子ども、悩みつづけるオトナ達(7)。 この記事を読んで、むむむっと考え込みました。 記事自体は、ありがちな「ネット否定論」ではありません。 そこに陥らないように、繊細に構成している感じを受けました。 まともな記事であ…

命の重さ

「クライマーズ・ハイ」を読みました。 その中で、ハッとさせられる部分がありました。

入り口は大切だと思う

人間というのは面白いなぁと、時々、何の脈絡もなく突然思うことがある。 意識上に上らないだけで、何らかの脈絡は必然として存在しているのだとは思うのだけど。