漂書

ぼちぼちと、ゆるゆると

ENF

本の雑誌を読んでいたら、「エンタメ・ノンフ」という言葉が目に留まった。

これはおそらく、「Entertainment・Nonfiction」の略だと思う。違ってたらすいません。

なるほど、これは面白い、と思った。

"Nonfiction"と書かれると、ちょっと身構えると思う。

なぜなら、そう書かれている作品は、大体は陰鬱な作品である場合が多い(気がする)から。

まあ陰鬱というのは言い過ぎにせよ、お堅い感じの、seriousな作品が多いと思う。

そして、そういう作品には、ちょっと気合いを入れて相対する必要があったりする。

知らず知らずのうちに、肩にぐっと力が籠もっていたりする。

けれど勿論、"Nonfiction"とはそういう作品ばかりではない。

Seriousで生真面目なものではない、娯楽要素が満載の作品だって多い。

Humor-Essayなんかは、そういう種類の"Nonfiction"だと言うことも出来る。

だけどそういう作品は、"Nonfiction"と分類される事はまずない。

そこで、この「エンタメ・ノンフ」という表現。

お堅い印象が強い"Nonfiction"という語感を、巧く躱した表現だなあと。

けれど如何せん、語感が悪い。なんか怪しい印象すらある。

中途半端な略しっぷりも引っ掛かる。

と、めちゃめちゃ言っちゃってますが、そこは勘弁。

というわけで、"ENF"という表現はどうか。

もちろんこれは、"Entertainment Non Fiction"の略。

最近巷に溢れている、いわゆる3文字略語なので、突然出てきても違和感はないはず。

パッと見で意味が通じにくいので、印象にも残りやすい(はず)。

と、思いつきをだーっと書いてきたけど、すぐ忘れちゃいそうだな。はっはっは。

とりあえず、RYGに登録しといた