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守屋氏だの船場吉兆だの

「閣僚同席」政界衝撃 接待問題、守屋前次官再喚問 : 前防衛次官問題 : 特集 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
守屋氏が「山田洋行」元専務・宮崎元伸容疑者と宴席で同席した政治家として、額賀、久間両氏の名前を口にすると、政府・与党に動揺が広がった。自民党幹部は「なぜ、名前を出したのか。新テロ特措法案をつぶすつもりか」と嘆いた。
何を今更。 守屋氏が何を狙ってるのか、一目瞭然じゃないか。 今、そんなことやってる場合じゃないでしょう。 確かに、これは大きな問題ではあります。 けれど、優先度ってものを考えるべきではないのか。 現時点において重要なのはどちらなのか、考えるまでも無いはず。 そしてこの問題は、テロ特措法には何ら関係がないと思います。 なのに
民主党山岡賢次国会対策委員長は「宮崎容疑者から招待を受けたことはないと言った額賀氏の発言と、守屋氏の証言は百八十度違う。衆院テロ防止特別委員会で証人喚問を要求する方向で進めたい」と述べた。
とか言ってる民主党。やっぱ駄目だ。 あともう一つ。 東京新聞:【関連】『すべて明らかにして』 船場吉兆捜索 客から批判噴出:社会(TOKYO Web) これの問題の本質って、
「組織ぐるみでない」との主張
だと思うのですが。 すでに覆されつつありますが、仮に、従業員や取引先が問題だったとしましょう。 それでも、悪いのは船場吉兆という企業そのもの、ということは変わらないのでは? 従業員や取引先が問題だと言い放つ、その姿勢がまず責められるべきだと思います。 全てひっくるめて、全部自分たちの責任、となんで認められないんだろうか。 自己責任論という変な概念が蔓延してから、どうも倫理感が崩れている気がします。 個人に責任を負わせるのであれば、企業という形態に意味は無いのじゃないか。 まあ、結局は経営陣が指示を出していたんだと思うのですけれども。 ほんと、恥を知れ、って感じ。やだやだ。