漂書

ぼちぼちと、ゆるゆると

13年周期のネット大変革

この記事、素晴らしく要点をまとめてますね。

13年周期のネット大変革 (時流超流):NBonline(日経ビジネス オンライン)

そして、13年周期という俯瞰した眺望を取り上げてるのも大きい。

こうやって改めて眺めると、大きな転換期ってそれほど多くはないですね。

まあ、しょっちゅうしょっちゅう転換ばっかされてたら敵わんですが。

でも、2008年の変革は、MSとYahoo!の統合を指してはいない、と個人的には思います。

これまでの流れからすれば、これってそこまでの変革には値しないのでは。

おそらく、mobile文化が一気に加速する、というのが今回の変革に当たると思ってます。

Wirelessの発展によって、"Computer"というものの存在そのものが変わる。

さらに、infrastructureの概念やserviceの提供様式なんかも変わらざるを得ない。

そして2021年に待ち受けているのは、言うまでもなく"Internet"の終焉。

同時に「次の世代」、つまり"New Generation Network"への移行。

その頃には、VRやAIなどが爆発的な進化を遂げていると思います。

さらに、前の変革からの進化によってinfrastructureが完全にseamlessになっている。

となれば、生活様式そのものが劇的に変わっていく節目になるはずです。

人間生活のあらゆる部分において、「仮想化」が当たり前になっていく。

森博嗣氏の言葉を借りれば、「所属する国も『名前』も、一つだけに留まらない」。

同時に複数の国家に所属し、場面に合わせた「名前」を使い分ける。

そういう、あらゆる意味合いにおける"flat"な世界が到来すると思います。

2021年ということは、その時を迎える年齢は42歳。

ふわー、っと気が遠くなりそうですね。とほほ。

NetworkEngineerという業種も、その姿が全く違うものになっているでしょう。

この凄まじいまでの大潮流の中を、いかにして泳いでいくか。

ワクワクしてきますね。楽しすぎる。

"Network"は世界を変える、とずっと信じています。

その時が、もう目前にまで迫ってきている。

閉塞感に充ち満ちている世界を、えいやっと次のstageに引き上げる瞬間。

願わくば、その瞬間の一端でも担えるようなEngineerになりたいなぁ、と。