漂書

ぼちぼちと、ゆるゆると

もうちょっと踏み込んで欲しかった

今日のつながるテレビ@ヒューマン、惜しかったです。

まあ、大人の事情とか、いろいろあるんでしょうけれども。

けど、ちゃんと「良い点」を取り上げたのは素晴らしいと思います。

著作権の問題も、本気で取り上げるとなると、時間が足りなすぎるし。

けど、例えばCrative Commonsとか、GPLとかを取り上げても良かったんじゃないかな。

でも、その理念とか考え方を紹介するとなると、やっぱ時間足りないか。

そういうのは、Nスペとかになるんでしょうね。

そのうち、しっかりした特集組んでくれないかな。

権利者側の人たちだから、立ち位置が難しいだろうとは思うんだけど。

たぶん、今まで取り上げなかったのは、権利関係が曖昧だったから、だろうね。

ようやく、それなりに形になってきたから、ようやく取り上げたんだろうと思う。

Media側の人は、こういう部分のriskはきっちり管理するから。当然なんだけど。

臆病なくらいでちょうど良いんだと思う。

しっかりと裏を取って、きちんと形を整えた物を出してればそれで良いと思う。

時間は多少かかったとしても、話題そのものに乗り遅れなければ大丈夫だから。

WWWと既存Mass mediaとの棲み分けは、ここだと思ってるのです。

速度と多様性のWWWと、確実性と汎用性のTVや新聞。

とはいえ、今のまま進んじゃうと、TVや新聞は、その長所を無くしちゃうだろうけど。

組織の力というのは強大なので、それを充分に活かすようにすれば良いだけだと思う。

そもそも対抗馬になんてならないと思うんです。WWWは。

パッと見は似てるかもだけど、本質的には全く違う媒体ですから。

まあこれも、あと5年もすれば劇的に変わってくるんじゃないかな、と思ってます。

特にTVの世界にはWWWの人材が流入し始めてるだろうし、media側も変わりつつあるから。

あと、Radioが化ける日がきっと来ると思ってるんだけど、なかなか来ないっすね。

いや、僕が知らないだけなのかもしれないですけど。