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三菱電機、携帯電話から撤退

うあーん。これ、めちゃめちゃショックなんですけどー。

「D」の三菱電機、携帯電話の開発・生産から撤退 - ITmedia News

いま使ってるのはSoftbankなので、三菱製からは離れて久しいんです。

けど、その前に使っていたのがTU-KAだったんです。

Flip型というのを出し続けていた三菱電機、大好きだったんだけどなぁ。

いつか、Softbankに参入してくれますように、と祈っていたんだけどなぁ。

もともと、本当に「商売」が下手な会社という印象があるのです。

いや、あれだけの大手なんだから、「下手」という形容は相応しくないですけど。

なんというか、地味と言うか、目立たないと言うか。

扱っている製品の質は、かなり高いものが多いと思ってるんです。

けど、それを分かりやすい形でappealする部分が、可哀想なほど弱い。

AV関連なんて特に、三菱製のものの質、メチャクチャ高いんですよ。

ダイアトーン然り、DIA然り。

けど、どーも宣伝が下手というか、数を打たないせいで知名度が低すぎます。

今度はLaserTVを開発しましたが、また埋もれちゃうんじゃないかと心配。

携帯電話にしても、ちょっと変わった方向を進めていたのが印象的でした。

それが、絶対的な数に結びつかなかったのが、撤退の理由なのでしょうけど。

みんながみんな、同じような形のケータイしか持ちたがらない、という事なのかも。

Flip型なんて、折りたたみの出現以降、あっという間に消え去りましたもんね。

あのフォルムが好きだったんだけどなぁ。折りたたみって不細工だと思う。

まあ、金にならないconsumerには手を出さない、という事なのかもしれませんね。

地味だけど堅実で、しっかりとした技術があるのなら、それは正解なのかも。

「値段相応」という概念が薄れつつある、というのが昨今の情勢だから。

本当に良いものなのであれば、値段はそれなりに張るはずなのですけれどね。

そういうのがあまり売れないと言うことが、つまりは不況ってことなのかもな。