漂書

ぼちぼちと、ゆるゆると

子供は凄いよ

なんか、もう吃驚だ。

そして、妙に納得した。そりゃそうだわな。

学力│日本の、これから

いろいろ書こうと思ったんですが、当人たちが一番分かってるね。

大人たちは、たぶん、余計なことをしすぎなんだ。今井氏の発言の通りで。

何となくだけど、たぶん今の大人たちは、目を逸らす対象を探し続けてる。

その格好の餌食になっているのが、今の子供たちなのかもしれない。

たぶん、一段落して暇になっちゃって、大人たちは「暇つぶし」を探してる。

本当は「暇」なんてどこにもなくて、やるべき事は山積しているのだけれど。

その「やるべき事」って言うのは、簡単に手を付けられるようなものじゃない。

だから大人たちは、その「やらなきゃいけないこと」から目を逸らそうとしてる。

本当にやらなきゃいけない事は、その「前」の部分なんですね。

泥臭くて汚くて厄介な部分を、きちんと見えないように処理していくこと。

大人は楽してたら駄目なんです。大人なんだから。

「楽している」という状態の影には、その重さを肩代わりしてくれている「誰か」が必ずいる。

その「誰か」は、絶対に子供であって良いはずはないのです。

守られるのは子供。守るのは大人。それが正しい形のはずです。

だからといって、それは「上下関係」ではないのです。

かといって、「対等」な筈もないのです。それが「師弟関係」なのですよ。

前提としてあるものじゃなくて、それは自然に成立していくものであるはず。

もっと、子供たちを信じなきゃいけないのだと思います。

放っておいても、子供たちは大丈夫です。親は無くとも子は育つ、なのです。

それよりも、もっと自分たちを磨きましょう。子供たちに慕ってもらえるように。

それが、たぶん最良の「教育」なのですから。