漂書

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JUGEM IT! from 永井孝尚のMM21 > 400年間変わらなかった基本原理を変える、全く新しい写真技術 : ITmedia オルタナティブ・ブログ

すごいすごい!

もう単純に、素直にただ感動です。

永井孝尚のMM21 > 400年間変わらなかった基本原理を変える、全く新しい写真技術 : ITmedia オルタナティブ・ブログ

どうやって「光線」を捉えてるのかなぁ・・・。

光源、被写体の反射度合い、距離とかから計算して、導き出してるのかな?

vector演算の真骨頂?違うかな・・・。

それにしても凄いです。

何が凄いって、「この方式を考えよう」と思った開発者の発想。

もちろん、技術的にも凄いことには違いないです。

けれど、たぶんですが、機能的には「待っていた」段階だったりするのではないかな。

基礎技術というのは、つまりはこういうことなんですよね。

使い道を考えてから開発するなんてのは、本来は愚策なのではないかと思います。

「何に使うか」なんてのは、極言すれば"poor"。

とにかく性能だけを追い求めるという偏執的な情熱こそが重要。

順序が逆になってしまうと、妥協が介在する余地が爆発的に大きくなる。

これでは、break throughなんて発生しないと思うのです。

「素材」を沢山作って、あちこちに「散らかす」ことが重要なのではないか。

その範囲が広ければ広いほど、「引っ掛かる」確率は高くなるはずだから。

問題は、「基礎」だけではお金にならない、ってことです。言うまでもなく。

だからこそ、「国立大学」という研究機関が存在しているはず、なのですけれどね。

国立大学は「学校」にしてしまっては駄目だと思うのだけれどなぁ。

Computingというのは、すでに全ての基礎部分になっていると思います。

そして、Networkingというのも、基礎になり始めている分野だと思います。

たぶん、あくまでも直感に過ぎませんが、Internetはそこまで行けない。

Consumerの枠を越えて、基盤となることは出来ないのではないか。

そういう認識と予測を、きちんとしていけるかどうか。

ぼくのように裏付けのない無責任な直感ではない、きちんとした分析と議論に拠った認識と予測。

それが、今後の発展を握る最も重要な鍵となることは間違いないでしょうね。

日本だと、こういう研究はどこでやってるんでしょうね。

民間の研究所の方が進んでたりして。