漂書

ぼちぼちと、ゆるゆると

10月に読んだ本

いやー、結局10月は、9月に読んだ本以外の記事を書かなかったのかー。 ログピで書きたいこと書いちゃってるから、blogを書くネタが完全に消化されちゃってるのですよね。 前に書いた記事みたいに、ログピで書いたことをblogでまとめれば良いのかもですけど。 なんかねー、それもねー。 まあ、トラバとかまとまった長文を書く場としてblogを使っていこうかなと。 それだけだと更新があまりに無くなりそうなので、最低でも月一は更新したい。 と言うことで、先月に引き続き、10月に読んだ本を以下でまとめます。
10月の読書メーター 読んだ本の数:9冊 読んだページ数:3924ページ エンデュミオンと叡智の書 (新潮文庫 ス 24-1) エンデュミオンと叡智の書 (新潮文庫 ス 24-1) さらさらと読みやすく、きちんとエンターテインメント。ものとしての「本」が好きな人にとって、くらくら来ちゃうような単語がたっぷり詰まってる。面白かった。 読了日:10月30日 著者:マシュー・スケルトン
警士の剣(新装版 新しい太陽の書3) (ハヤカワ文庫 SF ウ 6-7 新しい太陽の書 3) 警士の剣(新装版 新しい太陽の書3) (ハヤカワ文庫 SF ウ 6-7 新しい太陽の書 3) 過去の二作品と比べて、圧倒的に読みやすかった。解説を読んだ感じだと、1・2巻の読み辛さは、やはりウルフが意図したものだったんだな。これからの展開が楽しみ。 読了日:10月29日 著者:ジーン・ウルフ
インターネット (岩波新書) インターネット (岩波新書) 感想→http://www.rainblog.net/wingspan/000135.html「インターネット」に関わる人必読の書だと思う。 読了日:10月28日 著者:村井 純
調停者の鉤爪(新装版 新しい太陽の書2) (ハヤカワ文庫 SF―新しい太陽の書 (1664)) 調停者の鉤爪(新装版 新しい太陽の書2) (ハヤカワ文庫 SF―新しい太陽の書 (1664)) 相変わらず物語の焦点が不明瞭なので、読み進むのがしんどい。訳のせいなのかな。それとも、この分かりづらさも意図された演出なのかな。後者のような気はするけど。とりあえず続刊も読みます。 読了日:10月25日 著者:ジーン・ウルフ
虹の家のアリス (文春文庫) 虹の家のアリス (文春文庫) 再読。倉知淳氏の解説より、「読みやすくって面白くって楽しい」。さらに付け加えるのなら、「優しくて暖かくてほっとする」かな。加納朋子さんの短編、やっぱ好きだわ。読後に感じる、なんというか肩の力が自然に抜けていくような、不思議な安心感みたいなものが素晴らしく心地良い。 読了日:10月23日 著者:加納 朋子
虚像の砦 (講談社文庫 ま 54-5) 虚像の砦 (講談社文庫 ま 54-5) 感想→http://www.rainblog.net/wingspan/000134.html 読了日:10月20日 著者:真山 仁
マネー・ハッキング (講談社文庫) マネー・ハッキング (講談社文庫) やはり幸田真音氏はstorytellingが抜群に巧い。IT関連のとこは、ん?となった所もあったけれども、あくまでスパイスとしてのものなので問題なし。タイトルは、元の「インタンジブル・ゲーム」の方がシャープだと思うな。 読了日:10月17日 著者:幸田 真音
コッペリア (講談社文庫) コッペリア (講談社文庫) 感想→http://www.rainblog.net/wingspan/000133.html 読了日:10月09日 著者:加納 朋子
フェアリイ・ランド (ハヤカワ文庫SF) フェアリイ・ランド (ハヤカワ文庫SF) 非常に濃厚でした。ドロドロと煮詰めた感じ。始めの方はちょっと読み進むのに苦労したけど、物語の加速が始まると一気に引き込まれていく感じ。 読了日:10月08日 著者:ポール・J. マコーリイ
ふむ。気分的に10冊以上は読んだ気がしてたんだけどな。 「新しい太陽の書」は、いま4巻目「独裁者の城塞」を読書中。 クセのありすぎる文体にハマしました。慣れるまでが大変だけど。 と、10月はこんな感じでした。