漂書

ぼちぼちと、ゆるゆると

4月に読んだ本&最近のこと

書くの忘れてました。
期間 : 2009年04月
読了数 : 9 冊
9冊とありますが、正確には8冊。一つはGameSoftです。
哲学原理 (ちくま学芸文庫)
ルネ デカルト / 筑摩書房 (2009-03-10)
読了日:2009年4月16日
ようやく読了。.........
文藝春秋 2009年 04月号 [雑誌]
文藝春秋 (2009-03-10)
読了日:2009年4月18日
村上春樹のとこしか読んでません。.........
インターネット2―次世代への扉 (岩波新書)
村井 純 / 岩波書店 (1998-08)
読了日:2009年4月21日
「日本インターネットの父」こと村井純氏によるインターネット論2冊目。.........
アーキテクチャの生態系――情報環境はいかに設計されてきたか
濱野 智史 / エヌティティ出版 (2008-10-27)
読了日:2009年4月24日
かなり面白く読むことが出来ました。.........
日本でいちばん大切にしたい会社
坂本 光司 / あさ出版 (2008-03-21)
読了日:2009年4月19日
読了後、読んで良かったと心から思いました。.........
松江・出雲石見銀山 (ことりっぷ)
昭文社 (2008-02)
読了日:2009年4月24日
山陰旅行のために購入。.........
城崎・鳥取・松江 (まっぷるたびまる 21)
昭文社 (2007-03)
読了日:2009年4月24日
山陰旅行用に購入。.........
4月は丸々お休みでした。退職に伴う有休消化。 休みだから読書も進むかなと思ったけど、そうでもなかったです。 何してたんだろ、4月。山陰旅行に行ったと言っても、たかだか1週間だしなあ。 4月のbestは日本でいちばん大切にしたい会社。心から多くの人に読んで欲しいと思った本です。 自分のこれからも、何らかの形で活かしていきたいと思います。 5月からは新しい職場で再始動です。 今日、そういやもう自分は三十路なんだなあと思って、ちょっと呆然としました。 年齢で人は測れないけど、残り時間というのは確実にあるわけで。 年齢というのは、客観的な指針よりも主観的な指針なのだなあと思いました。 三十年ですよ。まいっちゃうな。 山陰旅行で神社というものの存在に触れ、ちょっとその魅力に惹かれつつあります。 「宗教」という括りではなくて、その「場」というか・・・。上手く言葉に出来ないんですけど。 宗教観でいえば、相変わらずの不可知論者です。 「神社が好き」という感性と「不可知論」は、属する場所が違うわけです。 軽く脱線しますが、信仰という概念の本質は、animismにあると昔から考えてます。 宗教は、その根本の部分で政治とは切り離すことが出来ません。 しかし信仰、信心というものは、本来は政治とは別のとこにあるはずなのです。 そういう前提で捉え直すと、animismと不可知論は、実はかなり似ているのではないかと。 話を戻して、神社の魅力は「作られた風景」にある、と思います。 これは、現代の建築物や都市設計などとも共通する部分です。 ただ、科学が未発達であったが故に、感性のみに依存して場を構築している。 現代における「機能美」とは、また一味違う「機能美」がそこにはあると感じます。 さらに、その場に於ける文化の継承という異なった軸も加味されます。 その文化は、長い時間を掛けて洗練されてきているわけで、この存在感も素晴らしい。 現代人の殆どは、神が死んだ後の世界に生きています。 つまり、現代人の大部分は、これらの文化から見ると「まれびと」に近い。 しかし、それは自らの源流となったものでもあるわけで、この関係性が面白いです。 以上、知識的には皆無に近いのですが、思ったことを書き連ねてみました。 別にspiritualな方向へ進もうとしているわけではありません。 あと、昔から湖とかの水辺には心惹かれるものがあったんですが、滝の魅力にも目覚めました。 滝は良いですね。とてもいい。 山登りはしんどいですが、滝を見るためなら登っても良いかなと思えるようになりました。 ということで、今後は時間を作って、神社と滝を見て回りたいと思ってます。 神社に関しては御朱印というものを知ったので、これも集めたいなあと。 今回はこんな感じ。