漂書

ぼちぼちと、ゆるゆると

南紀旅行記@2日目

南紀旅行の2日目です。

相変わらずだらだらと書いていきます。

ちなみに、前の記事を書くのに2時間以上掛かってたりします。

一気に書いちゃえば早いのにね。

8時前に宿を出て、そのまま熊野速玉大社へ。

社務所はもう開いてるかな、と思いつつ行きましたが、すでに駐車場が満杯でした。

本格的に混んでくる前に、さささっと参拝を済ませます。

そのまま神倉神社へ向かいます。

徒歩で向かったのですけど、途中の町並みがまた良い感じなのですね。

急勾配で長い階段をえっちらおっちらと上り、ゴトビキ岩へ。

ここからの眺めは絶景でした。天気が下り坂だったのが残念。

熊野速玉大社と比べ、こちらに人はあまり流れてこないようです。

まあ、あの石段を目の前にしたら、ちょっと登るのは躊躇っちゃいそうですけれど。

けど、お燈祭では、この石段を駆け下りるのですもんね。すごいなあ。

熊野速玉大社へ戻る途中、groundで野球少年たちを見かけました。

なんとなくsepiaで写真を撮ってみました。Nostalgia。

その後、熊野那智大社へ向かいます。

すると、山道の途中でポツポツと雨粒がフロントガラスに当たり始めました。

天気自体は、まだ青空が顔を見せていますが、ヤバいかな、と。

こちらも当然のように駐車場は満杯。

と、ちょうど目の前でクルマが一台出てきたので、すかさずそこに入れさせてもらいました。Lucky。

まずは那智の滝へ。

御瀧拝所へ入り、神盃を戴いて延命長寿の水を頂き、滝見台へ。

雨が少ないせいか、この日の水量は少なめでした。

しかし、滝見台からの眺めは素晴らしかったです。

けれど、滝に向かって拝する人の数が少ないのに、ちょっと驚き。

写真だけ撮って、さっさと行っちゃうのですよね。なんだかなあ。

滝を後にし、熊野那智大社へと向かいます。

途中で、本格的な雨が降ってきました。

まだ青空が見えているのに、大粒の雨粒が降り注いできます。

前日、天気が崩れそうとの予報を見て、ビニール傘を買っておいて正解でした。

たくさんの観光客が軒下で雨宿りをしているのを尻目に参拝を済ませます。

次に向かったのは宝龍の滝でした。

この選択が間違いでした・・・。

大人しく国道42号を戻るべきでした・・・。

というか、調べたときに出ていた情報に素直に従うべきでした・・・。

ナビに誘導されて着いたのは、県道43号、44号、45号です。

ここ、名高い「険道区間なのです。行ってみて初めて知りました。

木立の中を縫うように、対向車が来たら半泣きするような道が延々続きます。

前日に通った国道424号なんて、ほんと可愛いものです。

ちなみに対向車は何台かありました。半泣きでした。

皆さん地元の方らしく、すっと離合してくれたのがほんと有り難かった。

一台だけ他県のNumberPlateを付けたCaravanが来て、かんなり大変でしたけど。

なんとか区間を抜けて到着してみたら・・・。

がああああああああん。

心が折れそうになりました。

出発前に調べたときに、一部siteでちゃんと通知はあったのです。

けど大丈夫という情報も見かけたり、日付が古かったりで、まあ行けんじゃね?と・・・。

甘かったです。今後の糧にしたいと思います。

そして、国道168号までは、まだしばらく細い道が続きます。

それでも、那智からの道に比べれば、まだなんぼかマシだと思います。

国道168号に出て、まずは桑の木の滝へ向かいます。

前日に行った、高田グリーンランドへと向かう途中の道にあります。

滝へと向かう道と良い、滝そのものの佇まいと良い、さすが日本の滝百選です。

次は飛雪の滝へ向かいます。

いちど新宮市内に出てから向かうのですね。

那智からこっちを先に目指せば良かったわけです。後悔先に立たず。

滝の前が広場になっていて、Campなどが出来るようになってます。

滝そのものも、存在感のある見事なものです。

こういう場所で、晴れた日にbarbecueをするというのも良いですね。

飛雪の滝を後にして、鼻白の滝へと向かいます。

ナビは、来た道とは逆の方向に進むように誘導していました。

ここで、ナビを当てにしたのが間違いでした。

大人しく、来た道を戻るべきだったのです。

ナビが誘導した道は、県道740号でした。これも険道でした。めっちゃしんどかったです。

三和大橋を渡って、またもや国道168号を南下します。この道、何回目だろう。

鼻白の滝は、滝壺の所に大きな石がゴロゴロしています。

この上を飛び渡って、あちこち移動することが出来ます。楽しい。

上の滝まで登ろうかと思ったのですけど、帰りがしんどそうだったので止めました。

ちゃんとした格好で来れば良かったなー、とちょっと後悔。

そして、前日に見つけきれなかった請川のお滝さんへ。

前日の晩に、twitterみ熊野ネットの管理人さんから詳しい情報を教えて頂いたのでした。

Netって素晴らしい。

とても神秘的な場所でした。

行くまでが結構大変ですが、それだけの価値があります。

しばらく滝のほとりで佇んでました。

これで、目的地は一通り回りました。

あとは帰るだけですが、せっかくなので龍神温泉へ寄り道です。

温泉に浸かってお肌がつるつるになり、ここまでの疲れを癒します。

夕食もついでに取ろうと思ったのですが、併設されている食堂は宿泊客onlyとのこと。

がっくりしながら出発しました。

高速はどうせ混んでるだろうと思い、高野龍神スカイラインを抜けて行くことにしました。

そしてここが、最後の難関となるのでした。

街灯がまったく無く、対向車もほとんど来ない、真っ暗な山道を延々走ります。

しかも、途中でかなり濃いめの霧が出てきました。

初めて走る道だったので、もうとにかく疲れました。

ようやく高野山に到着したときには、安堵の溜め息がこぼれました。

しかし、安堵するのはまだ早かったのです。

ここから下る道が、また細かいカーブが連続する山道でした。

細かく左右に振られ続けて、しまいにはなんだか頭がぐらぐらしてきました。

龍神温泉で癒したはずの疲れが、舞い戻ってきたような気がしました。

途中のコンビニでおにぎりを買い、ようやく夕食。

しばしの休憩を取って、湾岸線へと抜けます。

ナビは強固に別ルートを取ろうとするので、ほぼ勘のみで走りました。

こういう時、VICSが付いてないのが不便に思いますね。こういう時だけですけど。

ちゃんと下調べしといたら、別にどってこと無いのですよね。また反省。

何とか湾岸線へ乗り、西宮北有料道路を経由して帰宅です。

高野山辺りからすごいラーメンが食べたくなったので、家の近所で食べました。

横綱天一があったら入ろうと思ってたのですが、見かけなかったのです。

近所のラーメン屋さんはそのどちらでもないのですが、背に腹は代えられず・・・。

家に帰り着いた時は、22時半を回ってました。

というわけで、なんだかツいてなかった南紀旅行でした。

ツいてないというより、事前の計画や下調べが甘かった、という方が正しいですね。

もう一度、今度はしっかりと準備して、再訪したいと思いますです。

おしまい。